読書メモ『他人を支配する黒すぎる心理術』

①の領域

 希望と思索を中心にした心理が働くため、空間が必要とされる領域。棚の高さを低くすることでスペースを確保し、圧迫感をなくす場合が多い。

②の領域

 思索や清潔感が働く領域であり、スローガンやPOPなどの設置に最適。

③の領域

 自己主張と情愛を感じる領域。モノが最もよく確認できる位置のため「ゴールデンライン」と呼ばれていて、売れる商品を設置するのに最適。

④の領域

 慣習の心が働く領域。よく使われるものや定番アイテムなどを配置。

 

f:id:hiroaki0727:20200511181129j:plain

 

 

 

・人の心の中では快楽と罪悪感が常に衝突し合っている。広告マンの大きな仕事は商品を売り込むことよりも、消費者に同義的な安心感を与えること。

 

・「表情」とは、人間が進化する過程で、目の前に起こる様々な出来事に適応するための反射反応が残ったものであるといわれている。

 だから、心のうちを隠そうとしても、感情や思考からの反射反応によって表情には必ず何かしらのサインが表れてしまう。

 

・FACS。

 Facial Action Cording System。

 人間は、ある特定の「感情」を感じると、全人類で普遍的に同じ表情になって表れる。

 その普遍的で特定の感情には、

 「驚き」

 「恐怖」

 「悲しみと絶望」

 「憤りと怒り」

 「嫌悪」

 「軽蔑」

 「喜びと歓喜

 の7つがある。

 当然、感情にはもっと多くの種類があるが、これら7つに連動した表情は全人類に共通したものであると言われている。

 

 

他人を支配する黒すぎる心理術

他人を支配する黒すぎる心理術

  • 発売日: 2017/06/16
  • メディア: Kindle
 

 

読書メモ『FACT FULNESS』

・人はいつも、何も考えずに物事をパターン化し、それをすべてに当てはめてしまうもの。しかも無意識で。偏見があるとか、意識が高いか低いか、そういうことは関係ない。

 人が生きていく上で、パターン化は欠かせない。それが思考の枠組みになるからだ。どんな物事も、どんな状況も、すべてをまったく新しいものとして捉えていたら、自分の周りの世界を言葉で伝えられてしまう。

 

・世界の大半の人たちの生活レベルは、着実に上がっている。レベル3(1日の収入が16ドル)の人口は、いまの20億人から2040年には40億人に増える。これは、世界中のほぼすべての人が消費者になりつつあること。

 間違ったイメージにとらわれて、世界のほとんどの人は貧しすぎて何も買えないと思い込んでいたら、史上最大のビジネスチャンスを見逃してしまう。事業戦略に必要なのは、事実を基に世界を見つめ、そこから未来のユーザーを見つけること。

 

 

 

・額にしるしをつけて、ヤシの木の下で暮らしている学生が、はるかに知識豊富なことがある。その国の教科書は私の教科書よりも3倍も分厚く、その学生が私よりも3倍もその教科書を読みこんでいたのだ。

 育った場所のおかげで自分のほうが優れているという思い込みが、人にはある。自分の国は進んでいて、途上国が追いつけないのは、大きな勘違いなのだ。

 

・私たちがニュースでよく見かけるのはレベル4(1日32ドル)の日常生活で、逆に危機の映像はレベル4以外のものばかりだ。「トイレ」「ベッド」など日常的なものをググってみても、レベル4の写真しか出てこない。ほかのレベルの暮らしぶりを見たくても、グーグルは役に立たない。

 ドルストリートというサイトで、色々な国の色々なレベルの人の様々な写真が載っている。固定観念にとらわれないように見てみること。

 

・よく使ってしまう分類を、常に見直し続けるために、

 同じ集団の中の違いと、違う集団のあいだの共通点を探すこと

 「過半数」に気を付けること

 例外に気づくこと

 自分が「普通」だと決めつけないこと

 ひとつのグループに当てはめていないか振り返ること

 が役立つ。

 

・人間は昔から、あまり変化のない環境で暮らすことを選んできた。違う環境に次々と自分を合わせるよりも、同じ環境に慣れ、それが続くと考えるほうが生き残りに適していたから。

 また集団が特別な宿命を持っていると訴えれば団結しやすく、ほかの集団に対して優越感を感じられる。だから、種族や部族、国家、帝国の力を強めるためにはそれが役立った。でも、いまの時代、物事が変わらないと思い込み、新しい知識を取り入れることを拒めば、社会の劇的な変化が見えなくなってしまう。

 

 

 

・人間の身体の中で、いちばん大きな部分を占めるのは皮膚だ。近代医学が発達する前、最悪の皮膚病は梅毒だった。痛痒い水膨れから始まって、ただれが骨まで届き、骨が見えてしまう。気味の悪い見た目と、耐えられないほどの痛みを引き起こすこの病気は、国によって呼び名が違っていた。ロシアではポーランド病、ポーランドではドイツ病と呼ばれた。ドイツではフランス病、フランスではイタリア病、イタリアでは、フランス病と呼んでいた。

 誰かに罪を着せたいという本能は、人間によほど深く根付いているようだ。原因不明の痛みをスウェーデン人がスウェーデン病と呼ぶなんて考えられないし、ロシア人がロシア病と呼ぶこともない。それが人間というもの。私たちは他人を責めたがるし、この病気を持ったガイジンがひとりでもやってきたら、出身国全体に喜んで罪をなすりつける。これにて一件落着にしたいからだ。

 

・焦り本能

 いつやるか?

 いまでしょ!

 いますぐやろう!

 明日なんて遅すぎる!

 ここまでたどり着いたから、ここでやらなければあとはない。それとも何もしないのか。選べるのはいま、この時だ。このチャンスを逃すと次はない。

 だから、いま、この瞬間に決めるんだ! 今日から生き方を変えよう! いますぐ行動しよう!

 こんな言葉が溢れている。この手の言い回しはよく使われる。今やらないと、もう次はない、それが焦り本能を引き出すコツ。いますぐ決めろとせかされると、批判的に考える力が失われて、拙速に判断し行動してしまう。

 そうならないために、一息つくこと。口車に乗らないように。

 今じゃないとダメなんてことはない。

 チャンスは一度きりではない。

 後回しにしても大丈夫。ほかに別のことをしても全然大丈夫。

 1週間後でも、1か月後でも、1年後でも、また行動すればいい。もう一度おさらいできると思えたらいい。それでも遅くないし、逆にそうしたほうが、一度に詰め込むより身に付きやすいこともある。

 

 

 

読書メモ「FACT FULNESS」

・世界のことについて考えたり、推測したり、学んだりしたりするときは、誰でも無意識に「自分の世界の見方」を反映してしまう。だから、世界の見方が間違っていたら、正しい推測もできない。

 

 ドラマチックすぎる世界の見方をしてしまう。

 それは、悪質メディアなどの低湿な情報のせいでも、知識のアップグレードができていないからでもない。

 原因は脳の機能にある。

 脳はたびたび錯覚するものだ。

 

f:id:hiroaki0727:20200511000633p:plain

 この二つの横線は、下の横線のほうが長く見えるが、二つは同じ長さだ。

 でも、同じ長さだと知っていても、実際に測ってみて確認しても、違う長さに見えてしまう。

 こうした錯覚は、目で起きるのでなく、脳で起きている。

 

 

 

 

・4つのレベル

レベル1

 1日の稼ぎが1ドル。世界におよそ10億人。

レベル2

 1日の稼ぎが4ドル。世界におよそ30億人。

レベル3

 1日の稼ぎが16ドル。世界におよそ20億人。

レベル4

 1日の稼ぎが32ドル。世界におよそ10億人。

 

 

 

 

・ネガティブ本能が刺激される理由。

 あやふやな過去の記憶。

 偏った報道。

 「以前に比べたらよくなっている」と言いづらい空気。

 「世界がどんどん悪くなっている」という人は、実はあまり深く考えていなくて、なんとなく感じているだけ。

 

・頭の中に、「悪い」と「良くなっている」という2つの考え方を同時に持つこと。

 

・最も貧しいところでは、すべてを完璧にこなすことはできない。何かを完璧にこなそうとすれば、もっと大事な他のことがおろそかになる。

 

 

 

 

・何かの重大な勘違いをしないために、ひとつの数字だけに注目しないこと。

 数字をひとりぼっちにしない。ひとつの数字が、それだけで意味をもつことはない。もしひとりぼっちの数字を見かけたら、「それと比較できるような、ほかの数字」を探すこと。特に大きい数字のときは、他の数字と比較しない限り、どんな数でも巨大に見える。数字が大きく見えると、その数字がさも重大なことを表しているように見える。

 

・「全体の8割」を占める項目を考える。

 何かの項目を並べたとき、どの項目も同じくらい重要だと思いがちになる。全体の8割がどこにあるのか考え、なぜそこに集中しているのか、それによって何が考えられるのか、を気に掛けること。

 

 

 

・みんな、はるか遠くの「どこか」で起きていることが不安なようだ。そんな「どこか」では、自然災害で多くの人が亡くなり、感染症が蔓延し、飛行機はたびたび墜落する。地平線の向こうにある「どこか」では、恐ろしいことが毎日のように起きているに違いない。そう考えると、なんだか不思議な気分にならないだろうか。なぜなら、そんな恐ろしいことは「ここ」では滅多に起きないのだから。

 あなたが「ここ」と呼ぶ場所はひとつしかない。でも、世界には数えきれないほどの「どこか」がある。「どこか」はたくさんあるのだから、その分たくさんの悪いことが起きているのは当たり前だ。ひとつひとつの「どこか」が、あなたが住む場所と同じくらい安全だったとしても、合計すれば悪いことの数は大きくなる。

 それぞれの「どこか」がどんな場所かを調べてみると、ほとんどは、実はとても平和な場所であることがわかる。でも、その安全な「どこか」の存在をあなたが知るのは、そこで恐ろしい事件が起きたときだけ。それ以外の日には、平和な「どこか」の存在を耳にすることはない。

 

・ひとつしかない数字をニュースで見かけたとき、

 この数字は、どの数字と比べるべきか?

 この数字は、1年前や10年前と比べたらどうなっているか?

 この数字は、似たような国や地域のものと比べたらどうなるか?

 この数字は、どの数字で割るべきか?

 この数字は、合計するとどうなるのか?

 この数字は、ひとりあたりだとどうなるのか?

 できるだけ量でなく割合で計算すること。そのあとで、数字が重要かどうか判断すること。

 

 

 

 

100年前と100年後

 

 はい、ちっす。

 100年後の未来を想像することは無謀だと言われます。

 そうだよねー、数年後の世界がどうなっているのかなんて、わかるわけがないもの(´・ω・`)

 ただ、100年でどのくらい人類が進歩するのか、という予想は結構な人がしていたりします。そして、その予想は、科学の進歩を甘く見ていたと言えるようなものに、結果として見えていたりします。

 

 個人的に面白いなー、と思った文章を載せておきます。

 

 このアメリカ人が読んでいた1900年1月1日の新聞に、ラジオなどという言葉はない。放送が始まるまでまだ20年もあったからだ。「映画」もない。これもまだだいたい未来のものだった。お抱え運転手もない。自動車が登場したばかりで、「馬なしの馬車」と呼ばれていたからだ。パイロットといった言葉もない。……農家はトラクターなど聞いたこともなく、銀行家は連邦準備制度など知らなかった。商人はチェーン店も「セルフサービス」も耳にしたことがなく、船乗りは石油を燃やすエンジンを知らなかった。……田舎道にはまだ牛に引かせた車が見られた。……馬やラバの引く荷車はほぼどこにでもあった。……ロックフェラーの詩にある「枝を広げる栗の木下の鍛冶屋」も現実にあったのだ。

 

 100年前の世界と今の世界がほとんど違うことを知ると、世界が少しだけ思いませんか?(*´ω`)

ひょっぽこ読書感想『清原和博 告白』を書くつもりが雑談しただけ(笑)

 

 はい、ちっす。

 あけましておめでとうございます(´・ω・`)

 最近色々なことをサボりがちな、ひ。です。挑戦を繰り返しても、なかなか継続していくことは難しいですよね。ブログもがんばろうかなって思いながら、結局、継続できなかったりしています。まぁそういうときもあるかな程度に最終的に思ってしまうので、深くプレッシャーはないんですけどね(笑)。

 さきほど、ミラティブというゲーム生配信アプリをいつも通り使っていたんですが、というか、まず雑談でごめんね、誰かと話すことで自分自身を知ることができるなって痛感しました。かれこれ、あるゲームを三年以上はやっているんですが、それをYouTubeで半年くらい配信したんですが、今はまったく配信していなくて、まぁログインだけはしているような状況なんです。それでも、チャンネル登録をしている人たちは、おそらくそのゲームの配信を望んでいる感はあるんですが、自分はもはやそのゲームに関して何も感じないというよりも、むしろ関わりたくないくらいに思ったりし始めているんだなってことに、話していて気づきました。

 自分自身、何のためにYouTubeを始めたのかを考えていたんですよね。最初は老後の楽しみのひとつに動画投稿を作りたいことと、集客手段としての動画の重要性がこれから増すだろうと考えて、慣れるためにYouTubeを始めた感じなんです。で、簡単に投稿できるので、ゲームという手段で始めたということです。

 まぁそんな風に、ガチるつもりもなかったので、結局なところ、チャンネル登録者が増えるわけでもなく、モチベも上がらないので、いつもやっているゲームを少し晒して、YouTubeはしばらく封印しようと思っていたら、それなりに視てくれる人が出てきて、しかも毎日どうせプライベートでやっていることなので、何のストレスもなく配信していたんですよね。でも、ある時から、そのゲームに飽きちゃったんです。とても残念なんですけどね。

 でも、何だか、チャンネル登録者さんたちに申し訳ないなって思って、ログインはしていたり、たまに動画を上げたほうがいいよねって思って、半強制的に動画を作っていたりしました。

 そして、新年早々に気づきましたね。というか、痛感しました。自分はこのゲームをやらないほうがいいってことに(´・ω・`)

 これが数分前の出来事です(笑)

 たまにはブログを復活して、読書感想でも書いていこうかなって思ったんですが、ついつい雑談しちゃったよ(笑)

 

 

 えっと。。。

 

 ひ。は、以前、プロ野球をすごく調べていた時期があります。それは、その当時の友人たちが、野球好きばかりだったことと、祖母が野球好きだったことが関係しています。コミュニケーションの土台となるものがひとつでもあれば人間関係を構築しやすく、信頼されやすいということです。

 2016年だったかな、清原が覚せい剤で逮捕されたのって。そのことに対して、さほど驚かなかったし、薬物はいけないとは思うけれど、「だからなに?」って思ってしまうのが、ひ。だったりします。

 この本が出たのが2018年ですね。むっちゃ読みたかったんですが、当時自分のそばにいた人たちから、「そんな本すぐに安くなるから新刊で買う必要ないよ」と言われ、リアル人間関係をスムーズにすることに重視を置く、ひ。は、結局買わずじまいだったんです。

 で、ブックオフさんで見かけたので、速攻買いました(笑)

 内容は。。。。

 んー、どうだろうなー。確かに、「そんな本」なのかもしれないなって思ったりします。むしろ、本ではなく、ドキュメンタリドラマとかにしてもらったほうが、見やすいように思えますね。

 さて、疲れたから、このへんでやめよう(笑)。

 

 では、さよーならー。

 

『ユダヤ人の大富豪の教え コミック版 アメリカ旅立ち編』

 

 

 はい、ちっす。

 ソシャゲの世界でもインフレが進み、そろそろバブルがはじけるような気がする、ひ。です。こんばんは、こんにちは、おやすみなさい。

 毎日ログインさせるための方策を巡らして頑張っているソシャゲ業界の人も、こんにちは(笑)。

 ソシャゲを毎日ログインしていた、ひ。は習慣づけということを学びました。高い授業料ですね(笑)。毎日いろいろなプレゼントをすることで、そこにログインすることが習慣化していくことって、実店舗でも通用すると思いますよ。なによりも、集客しなければ何も始まりませんからね。

 さて、今回も、ひ。の読書ノートに書いてあった文章を書き写していこうかと思います。

 

 

 

ーーーー

 

・紹介の力と相手の名前を知ることの大切さ。

 

・今日のスピーチを一生の中で最低のスピーチにすればいい。

 

・目に入るものすべてについて三分間スピーチを徹底的に行う。

 

・スピーチは最初の30秒が命。そして、その命が3分ごとに延長される。

  3分つまらないスピーチが続くと誰も聞いてくれなくなる。

  5分に1回は必ず笑いも入れる。

 

・同じスピーチ内容を繰り返さないこと。

  少しずつ調べたことや学んだこと、トピックを入れる。

 

・やると決めたら戦略を立てること。

 それを実行すること。

 うまくいくか悩んで、時間をつぶさずにやり遂げる情熱。

 

・困難にぶつかった時に、どれだけクリエイティヴなアイディアが出せるか。

 

・「絶対に幸せなお金持ちになる」と約束する。

 

・「自分の人生に起こることに100%責任を持つ」と約束する。

 

・成功したら前途ある若者にこれから学ぶ知恵を教えて彼らの成功の手助けすること。

 

・社会の流れとお金の流れを意識する。

 

・人生には上り調子と下り調子の時がある。

→ツキがないと感じる時

  思い切って何もせずに人生を楽しむ。

 運気が上昇したら

  追い風に帆をいっぱいに広げ勝負に出る。

 

・直感を信頼すること。

 

・「自分の考えたことが人生で現実となる」

  これは多くの成功者が語っている真実。だから、つかいなさい。

  自分のなりたい姿、やりたいことを想像すれば、驚く程、現実となるだろう。

 

・思考が人生をつくる。

 感情が人生をコントロールする。

→感情のコントロールを知ること。

  自分が感情に支配されていることを知ること。

 

・自分が何を考えて何を感じているかわからないまま人生を生きている人が多い。

→考えること、感じることを紙に書くべき。

→内面とのコミュニケーション。

  コミュニケーションは2種類

   自分の外面と自分の内面

 

・人生を信頼できる者だけに幸福は訪れる。

  見捨てられたと思うようなことがあっても、「必ず助けがくる!」

 

 

 

 

・幸せに成功したければ、自分らしい人生に意識を集中する。

  生きることに集中してお金や成功を忘れることが大切。

 →成功やお金をうまく忘れた人間だけが幸せに成功できる。

 

・誰かの言ったこと、目に見えること、自分らしく生きること、そのすべての本質を心を穏やかにして静かに理解する。

→物事の本質を見抜く目を持つ。

 

・提供したサービスの質と量

 =受け取る報酬額

→サービスすることに没頭すること。

 

・お金のことを考えてばかりの連中より、仕事が大好きでしようがない人間のほうが成功する。

 

 

ユダヤ人大富豪の教え コミック版〈1〉―アメリカ旅立ち篇 (だいわ文庫)

ユダヤ人大富豪の教え コミック版〈1〉―アメリカ旅立ち篇 (だいわ文庫)

 

 

 

ーーーー

 活字とコミックでは、まったく違う視点から読めるので面白いです。文字数が少ない分、コミック版のほうが大切な言葉がそこらじゅうに書いてあるって気もしますね。読んでいて、以前気づかなかったところにも気づいたりして、方法を変えるとこんなに考えることが変わってくるんだなって実感しました。

 

 ということで、今回はこのへんで。

 さよーならー

 

 

『学・経・年・不問』城山三郎著

 

f:id:hiroaki0727:20191203181244j:plain

 

 

 

 

 はい、ちっす。

 身近にあるゴミのような使いかけのものを再利用できるDIY能力が欲しいと思っている、ひ。です。こんばんは、こんにちは、おやすみなさい。

 最近、昔読んでいた漫画とか、工作で使っていた画用紙とかがそれなりに出てきました。ひ。は結構捨てられない人です。断捨離下手なんですね。なんだか、その物には、思い出が詰まっている気がして、手放し難いんです。先日森博嗣さんの本をチラッと読みました。「断捨離、必要なの?」みたいな文章を読みながら、今だったら、断捨離よりも、そのアイテムたちがもっと生きる可能性があるんじゃないのか、と思ってきました。ということで、断捨離もしますが、思い出が詰まったものたちは、形を変えて生まれ変わってもらおうと思っているわけです。そこに関しては、Twitterで完成画像を上げていこうかと思っています。要望があれば、ブログに写真を載せていくことも検討します。あとは、たまにYouTubeでも手作り再利用アイテムを作っている姿をアップしようかなって思ったりもしています。時間があれば、やろう。うん、時間がなくても、やろう。と思っています(笑)。

 

 

 

 さて、今回は、いつも通りに、結構昔の本を紹介していこうと思います。

 おそらく、百円で買えるくらいなコーナーにおいてある名著です(笑)。

 それは、城山三郎さんの「学・経・年・不問」です。久し振りに読んだら、面白くてやばいですね。バリバリに働く人と、マイペースに働く人。どちらも、否定していないところが素敵です。今の時代にぴったりだと思っています。新しい本も結構なんですが、こういう既刊本での名著は本当に勉強になるし、そういう本と出会ったときの感動は、新刊では味わえないものがあったりしますよ。

 

 では、本文から、ひ。の読書ノートに書き記したところを残していきます。

 

ーーーー

 

・「きまっているというのは、おれの相手となるべき女性が、現にいまこの地球上のどこかにまちがいなく一人実在してるということだよ。30以上年下の女をもらわぬ限りはね」野呂久作

 

・伊地岡勇が「たいへんだ」と言うなり飛び出して行ったが、いったい、この世でたいへんなこととは何だろう。人生は永い。人間は多い。地球は広い。いろいろな事が起こるのは当然だ。それを一々たいへんがっていては。

→明日いきなり56歳になれば、少しは大変かもしれないが。

 

・「たいへんだ」と言うことがわからない野呂に対して…

 小役付たちは、それを野呂の想像力の貧困のせいにしている。だが、野呂からしてみれば彼等こそ想像力が過剰なのだ。あわてて煩うのは無駄。ほんとうのことは、そのときになってみなければわからない。たいへんなら、そのときになって、たっぷり、たいへんさを味わえば良い。焦ることはない。

 

・さぼるとか、遊ぶとかいう意識はない。その30分の間、彼は彼なりに考える。平社員は走り廻ってさえ居ればよいというのではない。平社員にだって、会社のために考えることはいくらでもある。葉巻をくゆらせて瞑想する時間を持つことも、会社への貢献ではないか。

 

・資産家 望月老人

 甘い物を食うというたのしみが、望月にとっては、時には相場を考えること以上に貴重なのかもしれない。

→金もうけは、所詮は何かのたのしみのためである。単に金もうけのための金もうけというのでは、それは怪物の生涯であり、もはや人生の名に値すまい。その意味では、甘い物のために捧げられる人生があったところで、おかしくはない。

 

・望月は豊かに走っている。随所に主となっている。遊ぶために走っている。それなのに、伊地岡は貧寒として走っている。走るために走っている。走ることの奴隷になっている。

 

・キドニタテカケセジの話題

 季節、道楽、ニュース(政治、宗教は✖)、旅、天候、賭け、健康、セックス、趣味

 

・読書について、野呂の言葉

「この1年の経験から、著者たちの言っていることが正しいのか正しくないのか、たのしんで採点しているんだ」

 

 

 

 

ーーーー

 ひ。の読書ノートから、でした。

 個性的な面々の人生が鮮やかに描かれていて、人生観の勉強になりました。幸せは、人それぞれなので、伊地岡みたいに生きたいっていう人も、野呂みたいに生きたいって人もいるでしょう。ただ、どのように生きていても、その時その時を楽しめるように生きていたいものですね。

 今回はこの辺でおわります。

 ありがとうございます。さよーならー。