読書メモ『他人を支配する黒すぎる心理術』

①の領域

 希望と思索を中心にした心理が働くため、空間が必要とされる領域。棚の高さを低くすることでスペースを確保し、圧迫感をなくす場合が多い。

②の領域

 思索や清潔感が働く領域であり、スローガンやPOPなどの設置に最適。

③の領域

 自己主張と情愛を感じる領域。モノが最もよく確認できる位置のため「ゴールデンライン」と呼ばれていて、売れる商品を設置するのに最適。

④の領域

 慣習の心が働く領域。よく使われるものや定番アイテムなどを配置。

 

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・人の心の中では快楽と罪悪感が常に衝突し合っている。広告マンの大きな仕事は商品を売り込むことよりも、消費者に同義的な安心感を与えること。

 

・「表情」とは、人間が進化する過程で、目の前に起こる様々な出来事に適応するための反射反応が残ったものであるといわれている。

 だから、心のうちを隠そうとしても、感情や思考からの反射反応によって表情には必ず何かしらのサインが表れてしまう。

 

・FACS。

 Facial Action Cording System。

 人間は、ある特定の「感情」を感じると、全人類で普遍的に同じ表情になって表れる。

 その普遍的で特定の感情には、

 「驚き」

 「恐怖」

 「悲しみと絶望」

 「憤りと怒り」

 「嫌悪」

 「軽蔑」

 「喜びと歓喜

 の7つがある。

 当然、感情にはもっと多くの種類があるが、これら7つに連動した表情は全人類に共通したものであると言われている。

 

 

他人を支配する黒すぎる心理術

他人を支配する黒すぎる心理術

  • 発売日: 2017/06/16
  • メディア: Kindle