『7つの習慣』その1

 

 はい、ちっす。

 昨日を振り返ると反省をしてしまうのって普通のことなんだろうな、って思う、ひ。です。

 最近自分が毎日続けていることのひとつに、生配信があります。毎日話すことで、トークスキルが磨かれればいいんですが、なかなか文章のようにはいかないものです。この生配信は、結構な割合で自分の反省材料を提供してくれます。昨日とかだと、ちょっと疲れ気味だったのもあり、そっけない態度とか喋り方だったような気がして、朝起きてから、申し訳ないことをしたなーって思いました。といっても、自分はそれでマイナスな気分では生きないのが不思議なんですけどね。ひとつ自分のことを確認したので、それもまた改善できる要素ですから、今日は今日で生きていこうと思います。というか、そういう感じで今日も過ごしました( ゚Д゚)(笑)。

 はい、余談でした。

 

『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー著

 個人、家族、会社、人生のすべて --- 成功には原則があった

 

 この本を久し振りに読んでいます。結構忘れてしまうものですね。最初に読んだときは、何も考えずに読んでいたんですが、今の自分は読書ノートを片手に読んでいるので、少しずつ読んでいこうと思います。毎日更新するかわかりませんが、書きたくなったときに、はてなブログでも続きを書いていこうと思っています。

 

 

・人格主義

  「成功」といわれるような人生には、その裏付けとなる原理原則があり、その原則を体得し人格に取り入れる以外に、人が真の成功を達成し、永続的な幸福を手に入れる方法はない。

 

・個性主義

  人間関係や自己PRのテクニック。

  積極的あるいは前向きな考え方と姿勢。

  「成功は態度で決まる」

  「笑顔は友達をつくる」

  「念ずれば道は必ず開かれる」

 

ーーーー

 ここ50年では個性主義が多く、150年前になると人格主義だそうです。確かに、ここ最近のビジネス書等は、テクニックの本が多かったりしました。自分は、そういう本も結構読んだつもりですが、本当に面白いのは心からの成功する方法を読んでいるときですね。テクニックで人を操ることも、もちろん必要だとも思いますが、最終的には自分が何を求めているかを考えると、それだけに頼るのは無謀だとも思いました。自分の成功は、志が高いので、「みんなが幸せで笑顔であること」です(*´ω`)。せめて、まわり、関わっている人ぜんぶ、みんなが笑顔でいられる空間になれるような世界ができることが、ひ。の成功です(*´ω`)。無謀だと思うかもしれませんが、幸せはみんなで共有したいものですからね(*´ω`)。

ーーーー

 

・「あらゆる人の手の中に、善または悪を行う巨大な力が委ねられている。それは、その人の人生そのものが周りに与える影響である。どう見せかけるかでなく、本当のところ、あなたはどうあるかが常に周りに発信し続けているのだ」ウィリアム・ジョージ・ジョーダン

 

・老婆と若い女性の絵

f:id:hiroaki0727:20191118174106j:plain

 

・経験によって受ける条件付けが、私たちの知覚やパラダイムに強烈な影響を与えている。

→周りの人との接し方もパラダイムによって決まる。

  自分は客観的かつ正確に物事を見ているつもりでも、他人もまた、鮮明かつ客観的に全く違った見方をしている。

 物事をあるがままに、つまり客観的に見ていると思い込んでいるが、私たちは、世界をあるがままに見ているのではなく、私たちのあるがままに世界を見ているにすぎない。

 

 

 

パラダイム転換

  「あぁ、なるほど」

 

 

 エピソード

 

 ある日曜日の朝、ニューヨークの地下鉄で体験した小さなパラダイム転換を、私は忘れることができない。乗客は皆、静かに座っていた。ある人は新聞を読み、ある人は思索にふけり、またある人は目を閉じて休んでいた。すべては落ち着いて平和な雰囲気であった。

 そこに、ひとりの男性が子供たちを連れて車両に乗り込んできた。すぐに子供たちがうるさく騒ぎ出し、それまでの静かな雰囲気は一瞬にして壊されてしまった。

 しかし、その男性は私の隣に座って、目を閉じたまま、周りの状況に全く気が付かない様子だった。子供たちはといえば、大声を出したり、物を投げたり、人の新聞まで奪い取ったりするありさまで、なんとも騒々しく気に障るものだった。ところが、隣に座っている男性は、それに対して何もしようとはしなかった。

 私は、いらだちを覚えずにはいられなかった。子供たちにそういう行動をさせておきながら注意もせず、何の責任もとろうとしない彼の態度が信じられなかった。周りの人たちもいらいらしているように見えた。私は耐えられなくなり、彼に向って非常に控えめに、「あなたのお子さんたちが皆さんの迷惑になっているようですよ。もう少しおとなしくさせることはできないでしょうか」と言ってみた。

 彼は目を開けると、まるで初めてその様子に気が付いたかのような表情になり、柔らかい、もの静かな声で、こう返事した。

 

 

 

 

「あぁ、あぁ、本当にそうですね。

 

 

 どうにかしないと……。

 

 

 

 

 たった今、

 

 

 

 病院から出てきたところなんです。

 

 

 

 一時間ほど前に妻が……。

 

 

 

 その子たちの母親が亡くなったものですから、いったいどうすればいいのか……。

 子供たちも混乱しているみたいで……」

 

 その瞬間の私の気持ちが、想像できるだろうか。私のパラダイムは一瞬にして転換してしまった。突然、その状況を全く違う目で見ることができた。違って見えたから違って考え、違って感じ、そして、違って行動した。今までのいらいらした気持ちは一瞬にして消え去った。自分のとっていた行動や態度を無理に抑える必要はなくなった。私の心にその男性の痛みがいっぱいに広がり、同情や哀れみの感情が自然にあふれ出たのである。

「奥さんが亡くなったのですか。それは本当にお気の毒に。何か私にできることはないでしょうか」

 一瞬にして、すべてが変わった。

 

 

ーーーー

 自分も、似たような話を持っています。この話よりも小規模ですけどね。でも、一瞬にして変わるんですよね、本当に。全てが新しい考えに変わって、全てが新しい行動に向かう感じです。

 

 さて、今回はこのへんで終わります。

 ありがとうございます。さよーならー。