『なぜ日本人はこんなに働いているのにお金持ちになれないのか』その3

 はい、ちっす。

 最近、ある人がこう言っているのを耳にしました。

「まだ紙の本を読んでいるの?」

 自分は、電子書籍も読みますけれど、家にいるときは基本的に紙の書籍を読んでいます。怠け者の自分は、実物がないとどうしても途中でやめてしまったりするんですよね。もちろん電子書籍はかさばらないし、いつでもどこでも読めるので重宝はします。あと、実物の紙の本は、コストが非常に低いんですよね。古本屋に行って、1000円分の本を買って読むと、1000円以上の知識を吸収できると思います。ただ、場合によって使い分けると、より継続力が上がると思うので、最初から電子書籍よりも、本が積みあがっていくのを視覚で実感することを自分はおすすめします。「自分には何もないんだよな」とか「何をしていいのかわからないんだよな」という人は、この視覚で実感できるというのが効果的です。継続することの楽しさ、積み重ねていくことによって生まれる自信、人間は何歳になっても成長できると思っています。孫正義さんの以前の講演で「早く行動してください。人生は短い。だから、早く行動しなければいけない。可能性がどんどん失くなっていきます」というようなことを言っていました。もちろん若い人へのメッセージなんですけど、自分は、いくつになっても行動していくほうがいいと思います。確かに、可能性がどんどん失っていくことは否定はしませんけど、それを聞いて見て読んで、行動できなくなる人が出てくるほうが辛いですね。だから、何歳になっても無限の可能性があると信じてほしいですね。

 はい、前振りでした(笑)。

 

『なぜ日本人は、こんなに働いているのにお金持ちになれないのか?』を読んで、ひ。読書ノートに書いてあるものを、適当な言葉を添えながら書いています。その続きです。本当は一つにまとめて要約するべきだと思うのですが、ぐだぐだなひ。なので、ご容赦を(笑)。

 

 

「お金というのは力であり、自由であり、心痛を和らげるクッションであり、また、あらゆる悪の根源でもあるが、いっぽう、最大の幸福にもなるのである」カール・サンドバーグ 作家 

 (カール・サンドバーグ 1878-1967 アメリカ 詩人作家編集者 リンカーンの伝記を執筆)

 

 お金のことを知れば知るほど、そのパワーがわかると思うし、人間ってすごくお金に振り回されていると思います。それは、お金持ちでも貧乏人でも、心から豊かでない人って、お金に振り回されています。もちろんお金があるから幸せだと信じている人もいますが、お金がなくても心豊かに生きている人、お金がなくても笑っている人はたくさんいます。そういう事実を「なぜだろ」って思って学んでいくことで、お金を持っていようとお金を持っていなくても、心豊かになれるようになります。どうせ生きているなら幸せに生きていたいじゃないですか。お金というアイテムを最大限に利用して、幸福に生きている人が増えるといいですよね。

 

 

ベトナム「冥金」Tie Vang Ma

 旧暦毎月1日15日。冥土にいる祖先が必要なモノを燃やして送る。「冥銭」。亡くなった人があの世で困らないように送るモノ。日本だと真田の六文銭とかもありますよね。

 

・お金は天国に持っていけないこと、お金は紙だということを改めて思うこと。

 

・多くのお年寄りが、使い切れないお金を誰にも託すことなく亡くなっている。

 2011年、亡くなった方の4.1%が相続税を納めている。

 →1兆2520億弱

 →死ぬまでに使い切れないほどお金を貯め込んでいる。

 

 こういうのを読んでいると、お金って何だろうな、と思います。死ぬまでお金、死んでからもお金。人はお金でできているんじゃないのかなって感じすらしますね。

 

 

・お金は、もともと自然界にあったものとは異なり、人間が自分たちの都合に合わせてつくった「道具」にすぎない。

 

 実在しているけど、架空のものって感じがしました。結局、お金って、実物で言えば貝殻でも鉱物でも紙でも、今で言えば、データでもあるんですよね。そんな流動的で実体がわかりにくいもの、実物にしてしまうと、正直、何でもいいんですよね。石ころを日本政府が「これが一万円だ」と言ったら、それが一万円になるようなものです。ただ、そういう性質があるからこそ、お金っていうものが、人間がつくった最高の道具なんだと思います。

 

 

・「お金」が発明されて、初めて人々は好きなことを仕事にする自由を手にした。

 富の蓄積。

 より広範囲、より長時間での交換可能

 →人々の暮らしは飛躍的に豊かになった。

 

・文明や経済発展の歴史=お金という概念の発展の歴史

 これからを想像すると、もっともっとお金について知っていったほうがいいですよ。貝殻→鉱物→硬貨→紙幣→?? の「??」のところに来ているようにも思えるので、その時代を楽しく生きるためには、知っておいたほうがいいことはたくさんあります。

 

・人間の「働く」という行為を多様で豊かにする偉大な発明。

 自分は、お金儲けの方法とか理論とかスキルとかは、別に後回しで学んでいけばいいと思います。ただ、お金という存在がいかにすごい発明だったのかを、まずは学んでほしいですね。それで、お金を好きになってほしいと思っています(*´ω`)。

 

 

 

さて、そこそこ書いたので、今回はこのへんで終わります。

ありがとうございます、さよーならー。